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医療分野のエビデンスの分類方法

医療分野におけるエビデンスの分類方法には、「グレード」とも呼ばれる有効性による分類と、「エビデンスレベル」とも呼ばれる研究デザインによる分類方法があります。

「グレード」は、「強く勧められる」、「勧められる」、「勧められるだけの根拠が明確でない」、「行わないよう勧められる」の4段階に分けられます。

「エビデンスレベル」は6段階あり、科学的根拠が強い順に「系統的(システマティック)レビュー・メタアナリシス」、「1つ以上のランダム化比較実験」、「非ランダム化比較実験」、「その他の準実験的研究」、「比較研究・相関研究・症例対照研究などの非実験的記述的研究」、「専門科委員会や権威者の意見」に分類されます。

「系統的レビュー・メタアナリシス」以外のエビデンスレベルを判定するには、まず、行われようとしている2つの治療法AとBの比較が行われているか否かを問います。

もし比較が行われていなければ、それはエビデンスレベルが最も低い「専門家委員会や権威者の意見」ということになります。仮にAとBの治療法の比較が行われていれば、それが一つの時点のみのデータ処理であるかどうかを問います。

答えが「No」であれば、それが2群以上の群を比較しているか、研究者がAとBを割り付けているか、それがランダムであるかどうかを問います。全て「Yes」なら、そのエビデンスレベルは上から2番目の「1つ以上のランダム化比較実験」ということになります。